お店紹介

扉の向こうは、ベトナムだった。/OSAKA BÁNH MÌ(南船場)

会社の上司と、ミーティングを兼ねて。軽く何かつまめたら、と選んだのが、ここ。南船場の、小さなお店。親切な店主さんが、ひとりで切り盛りしている。一歩入ると、空気がもうベトナム。その日のお客さんは、ほとんどが外国人で、聞こえてくるのも日本語じゃ...
お店紹介

中国料理店には、見えなかった。/中国料理 mine(中津)

中津の、入り組んだ路地の奥。木枠のガラス戸が、やわらかい光を映している。一見すると、中国料理のお店には見えない。カフェか、雑貨屋さんのような佇まい。その意外さに、まず心をつかまれた。戸を開けると、L字のカウンター。シェフがひとりで、静かに切...
手みやげ帖

丸い形に、福岡が詰まっている。/鈴乃〇餅・鈴懸(福岡・博多)

福岡に住んでいたころ、鈴懸の鈴乃〇餅(すずのえんもち)は身近なお菓子だった。誰かの手土産に、自分へのご褒美に。かごに入った姿が、なんとも品よくて。大阪に来てから、ふと思い出すことがある。小ぶりの、丸いかたち。しっとりもっちりした皮は、割ると...
手みやげ帖

地元の定番が、名品だった。/デリチュースのチーズケーキ(大阪・箕面)

大阪に来て間もない頃、知り合いからいただいた箱を開けると、しっとりとしたベイクドチーズケーキが入っていた。表面に薄く塗られた杏ジャムが、上品な艶を放っていた。口に入れた瞬間、とろける。濃厚なチーズの味わいが、ゆっくりと広がる。大阪土産といえ...
お店紹介

何度でも、誰とでも。/とろける牛ホホ専門店 cheek(中津)

最初は会社の仲間との女子会で訪れた。けれどあまりに良くて、夫と、友人夫婦と、気づけば何度も足を運んでいた。誰と行っても、喜ばれるお店がある。ここはそういう場所。ワンオペで切り盛りされる1階席は、キッチンが見えるカウンターと、3〜4人がけのテ...
お店紹介

この肉を知ってしまったら、もう戻れない。/焼肉かっぱ梶岡(庄内)

出会いは、忘れ物がきっかけだった。10年以上前のこと。夫が会社の同僚との飲み会で訪れ、スマホを置いてきてしまった。翌日、取りに行ったら、せっかくだからと食べることができた。それが、かっぱ梶岡と出会ったきっかけ。夫の不注意に、感謝している。足...
手みやげ帖

運気が満ちてくる、浜名湖銘菓。/あげ潮・まるたや洋菓子店(静岡・浜松)

あげ潮|まるたや洋菓子店(静岡・浜松)職場に全国を飛び回るスタッフがいる。ある日、「エネルギー補給用に」と差し入れてくれたのが、このあげ潮との出会いだった。コーンフレーク・くるみ・ドライフルーツが入ったクッキー。どれも馴染みのある素材なのに...
お店紹介

運がいいと、思いながら食べた。/メゾンナカコ(緑地公園)

出会いはむらかみだった。しまなみフレンチむらかみで食べ終わるころ、シェフに「お住まいは?」と聞かれた。桃山台と答えると、一枚のショップカードを手渡してくれた。「ぜひ行ってみてください」と。次は、ここにしようと思った。カウンターに座ると、シェ...
お店紹介

湯気の中に、光の粒が見えた。/手打ちうどん 紅葉庵(江坂)

「道頓堀の今井」で修行した、という話に惹かれて行った。正直に言うと、そういうきっかけだった。なんでもない昼。夫と二人で、ふらりと。靴を脱いで、テーブル席へ。混んでいたので、相席になった。隣同士で、座った。なんだか新鮮だった。見回すと、他のテ...
手みやげ帖

こういうものを選べる人に。/みすゞ飴・飯島商店(長野・上田)

長野在住の友人がいる。夫同士がかつて同じ会社にいたご縁で、今も続いている関係。ご主人が毎年大阪マラソンに走りにくるたびに、彼女はいつも素敵なお土産を持ってきてくれる。ある年、箱の中に入っていたのがみすゞ飴だった。名前さえ、知らなかった。小さ...